合同練習――その言葉だけでは収まりきらない、力と熱気が交差するひとときだった。
集まったのは、
YCAC、六郷クラブ、エーコン、クルセイダーズ、横浜商科大学、そしてエリス。
多様で個性豊かなチームが一つのグラウンドに並んだ瞬間、そこにはすでにドラマが生まれていた。
年齢の若い六郷クラブと東京クルセイダーズは、激しさとスピードがぶつかり合うAD形式のメニューへ。
両クラブのFWは、ぶつかる度に大地を揺らすようなパワーと、重さを感じさせない機動力。
BKは一歩目から前へ――その躍動感とスピードは、
「これぞラグビーだ」と思わず唸るほど観ていて心を奪われる。
そして何より、この新しいコラボレーション、新しい環境づくり。
一度きりで終わらせるのではなく、これからも続け、広げ、育てていきたい。
ラグビーを愛する仲間たちが、より多くの場所で、より自由にプレーできる未来のために。
この日の練習は、そんな未来への第一歩だった。

